八王子ふたば保育園では手先指先を使った活動をたくさん取り入れています。紙を折ったり、絵の具を塗ったり、さらにさまざまな素材や手法に挑戦して、年齢に応じてさまざまな作品作りをします。作品作りは子どもたちの想像力や表現力を育み、作り上げることによる達成感によって自信を持つなど、子どもたちの成長にとても大切な活動です。大きいクラスになるとお友だちと一緒に“共同制作”にも挑戦し、協調性も育まれます。そしてまた、そうした制作活動で子どもたちが手先指先を使うこと、そのこと自体がとても大切なことです。

手先指先を使うことは、自分の目で見て、自分の指先に集中し、自分で思ったように指を動かさなければなりません。この目と手の協応（目と手のチームワークというような意味）は、身体の発達だけでなく、脳の発達においても、とても大切です。自分の手と指を使って、自分の思い描いたものを作り上げていく、描き上げていく。それを幼児期に充分に経験しておくことが大切なのです。

八王子ふたば保育園では普段の遊びも、積み木やパズルなど、自分の手を使ってする遊びを多く取り入れています。折り紙やあやとりなどもしています。そうした手先指先を使った遊びも、子どもたちの成長のためには大切なことなのです。